部屋を掃除する事、綺麗に保つ事で心を整理する
自分の所有する物件を掃除し綺麗に保つ事は入居者に気持ち良く生活してもらうためですが、物件の価値を維持するという事でもあります。内見者に対しても印象が全然変わりますし、入居者に対しても自主規制をかける事が出来ます。汚せない状態にしておく事で建物の品質が保たれます。
今回は、掃除をする側の人にどんな効果があるかを考えてみました。掃除をすることで得られる効果とは、僕が思うには、何でも物事をシンプルに考えるようになれるという事です。
部屋を綺麗に保っている事で心が整えられます。単純に心が晴れやかになり気持ちがリセットされます。仕事や私生活において実にいろんな局面に出くわしますが、心が整理されていると、シンプルに物事を見ることが出来て案外迷う事がありません。
もう一つ話をしますと、よくトイレの洗面所なんかで手を洗った後に飛び散った水滴を綺麗にふき取る人の話がありますが、こういう人達は後で使う人の事を考えられる人です。こういう人達は品格がありお金持ちの人が多いと言います。ちなみに石川遼くんも普段そうしているらしいです。
前の話に繋がりますが、そういう行動をする人は常に自分の心を整理出来ていることでもあります。思考が行動を変えると言いますが、行動が思考を変えるものなんだと思います。発する言葉も思考を変えますが、行動を変えるのも同じ効果があります。
例えば工場の生産現場においても5S（整理、整頓、清掃、清潔、習慣）が何よりも重要だと言われているのは、第一に安全面や品質面向上の為だと思いますが、こういった心が整理されるというメンタル面にも効果が出ているのではないかと思います。
