現役サラリーマン大家のリアル日記

サラリーマンでも不動産投資で精神的な自由を!

海外不動産投資セミナーへ行ってきました

先週、HOME'S主催の海外不動産投資セミナーへ行ってきました。海外不動産と聞くと、何となくあやしいイメージがありますが、僕も全く知識が無かったのでその何となくを払拭するために勉強しに参加してきました。会場は株式会社ネクスト内のとても広いスペースで行われました。参加者の皆さんは老若男女、200人は入ってたように思います。

 
今回のセミナーでは、ハワイ、タイ、フィリピンの不動産で、それぞれデベロッパーの方が壇上し説明をしてくれました。
まずハワイに関しては「金持ち父さん貧乏父さん」でおなじみのロバート•キヨサキさんが世界中に不動産投資の風をもららしたように先駆けとも言える土地ですので、すでに成熟市場となっています。当然土地は高いし建物価値もあまり下がらないというのが特徴です。築年数20年30年という物件も平気で値がつきます。世界中の富裕層が移住用や税金対策のために購入するイメージです。2017年にリッツカールトンワイキキが完成するようで、その区分販売をリッツの方がプレゼンテーションされていました。これはちょっと別次元の話でした。買える訳ない。。
 
タイに関しては、バンコク東部エリアの開発物件の紹介でした。今はまだ開通してないですが、何年か後に駅が出来るとのことで、その周辺のコンドミニアム(日本でいう分譲マンション)の開発物件の紹介でした。なんと!一番安い部屋で320万円!マジかよ〜、タイでもこんな安く買える物件があるのか〜って感じでした。何か裏があるのかと懐疑的になってしまいますが、そのデベロッパーの人が言うにはまだ駅が開通していないためこの値段で販売出来るとのことでした。タイは経済成長が著しいですが、不動産価格はまだまだ割安感があるようです。
 
そしてフィリピンですが、これも勉強不足だったのですが、すでにマニラ首都圏(特にマカティ市)では高層マンションやビルがボンボンボンと建っていて、見た目は東京都内と変わらないくらいでした。フィリピンといえば日本で馴染みがあるのがフィリピンパブで(僕も若い時にはハマっていたこともあります笑)、そこで働くホステスのイメージが強く、何となく出稼ぎに来ている貧困層という印象を持っていましたが、マニラ首都圏の映像を見ると全然そんなことはなく、フィリピン国内で働く場所あるじゃん!と突っ込みを入れたくなりました。
具体的な地域としては、マカティ市(国内一のビジネス街)、グローバルシティ地区(近未来都市、日本でいう横浜みなとみらい)、オルティガス地区(マカティに次ぐビジネス街)、この三地区の紹介がありました。フィリピンNo.1の財閥企業、アヤラ•ランドがマカティの次に大々的に開発を予定しているのがグローバルシティとのことで、その地区の物件が紹介されていました。
フィリピンはここ数年GDP7%成長を続けていて、低迷期から成長期への移行時期ということで将来が有望視されています。その要因として、ペニグノ•アキノ大統領の政策が非常に良いらしく、近年外資がどんどん入って来ているようです。そして何といってもフィリピンでこれから将来に渡って優位性があるのが「人口構造」です。
人口ピラミッドで年齢構成を見て行きましょう。これがフィリピン。
f:id:heigun10:20140911084353j:plain
とてもきれいなピラミッドです。世界中でもこんな理想的な人口ピラミッドは珍しいです。順調に人口は伸び続け、10年後には日本の人口を上回ると予想されています。
 
 
そしてこれが日本の人口ピラミッドです。
f:id:heigun10:20140911084411j:plain
日本はご存知の通り先進国で一番早く迎える超高齢化国家です。これから人口減少の一途を辿ります。当然、不動産需要も減り続け、空き家問題が大きくなっていくでしょう。
 
 
ちなみに中国はこんな感じ。
f:id:heigun10:20140911084448j:plain
ここ10年でめざましい成長を遂げた中国はまだ若い世代が多く経済も活発ですが、一人っ子政策もあり子供世代が減少しています。いずれ来る高齢化社会は避けられそうも無いですね。
 

まとめ

フィリピンはこれからの10年20年後がとても楽しみで、投資価値のある国だということです。日本国内では到底期待できないキャピタルゲインが狙える国ということです。

税金や諸経費、仲介手数料などのコストは日本の不動産投資と違いますのでしっかりと勉強しないといけないですが、海外不動産投資は、はっきり言ってアリ!だと思いました。