現役サラリーマン大家のリアル日記

サラリーマンでも不動産投資で精神的な自由を!

ゼロゼロ物件にしないとそろそろマズイ?

今年に入ってすぐに、一部屋退去の申し出がありました。1階の真ん中の部屋で、家賃設定としては一番低い部屋です。

この時期(1月〜3月)は繁忙期でもあり、募集のタイミング的には悪くないのですが、ここ最近の同じ最寄駅周辺の市場動向でいうと、毎年のように新築アパートが建てられたり供給過剰ぎみで、もう僕の物件では競争力が無くなって来ていると感じています。。(もう築5年なので)

また、僕の物件はまだ敷金礼金を1ヶ月ずつに設定していますが、ホームズやアットホームのサイトを見ていても、どんどんゼロゼロ物件が増えていて、新築物件でもゼロゼロにしているほどです。

検索軸で敷金礼金ゼロとチェックをされると、そもそも表示すらされません。試しに自分のアパートと同様のグレード、家賃設定でゼロゼロにチェックを入れて検索すると、半分くらいは表示されています。その中に出てこないのでは、かなり痛いです。

ということで、今回は管理会社にも相談してゼロゼロ物件で募集しようと決めました。
ちなみにゼロゼロ物件にすると入居募集では当然有利になりますが、逆にどんなデメリットがあるのか?というと、、

通常、入居を決めてくれた客付け会社(賃貸会社)には広告料を支払うのですが、今までは入居者からいただいていた礼金をそのまま支払っていましたが、ゼロゼロ物件の場合、その広告料は大家の持ち出しとなります。
また、敷金については、退去時のクリーニング費用をそこから相殺したり、家賃の滞納があった際には敷金を担保にしたりと、まあそういう理由で預かっているお金なんですが、あらかじめ退去時のクリーニング費用は最初にいただいていたり、家賃滞納については保証会社と契約してもらうことでリスク回避をすれば良いです。

これらについては他物件を調査しまくったり、知らない情報についてはネットで検索して勉強しました。今の時代は知りたい情報はネットに出回っているのでとても便利です!

ということで、結果的に、ゼロゼロに設定し直してから1週間後に申し込みが入りました!
実際のところ、ゼロゼロにした効果がどれくらいあったのか分かりませんが、先ずはホッとしています。やはり空室状態が続くのは精神衛生上でも良くないですし、何より早く決まった方が収支的にもグッドです。

関東圏ではまだまだ敷金礼金有りの物件が通例的ではありますが、今後はゼロゼロ物件の比率が上がっていくのは間違い無さそうです。