現役サラリーマン大家のリアル日記

サラリーマンでも不動産投資で精神的な自由を!

投資用アパートは供給過剰では

僕が最初に購入した横浜市の一棟アパートですが、少し思うことがあって、いま売りに出しています。まだ築7年程度と築浅ではありますが。

 

僕のアパートは最寄り駅より徒歩4〜5分と、立地は良いのですが、最近空室が出ると少し埋まるのに時間がかかるようになりました。要因はいくつか考えられますが、一番の要因としては、「アパートの供給過剰」だと思います。最近のデータでは、神奈川県のアパートの空室率は36%に達したと報道がありました。ここ1年、相続対策のために急激に増えたようです。

 

僕が7年前にスタートして以降、定期的にポータルサイトでチェックしているのですが、毎年のように同規模の新築アパートが建てられます。どうしても新築の方が入居者が集まりやすいです。部屋の広さは12〜13平米の狭い間取りが多いですが、その分家賃は低めに設定されていて、且つ新築なのに敷金礼金ゼロゼロ物件が多いです。これでは既存のアパートの埋まりが悪くなるのは当然です。

必然的に家賃を下げざるを得ないです。それでも、なるべく家賃を下げたくないので、高速インターネットやWifiを全室に導入したりして部屋の価値を上げようとしてはいますが、どうしても相場に近づけないと募集は厳しいです。

 

その他、売りに出す理由としては、「大規模修繕の前に売り抜きたい」、「東京オリンピック前に売り抜きたい」、「別の投資先を見つけた」というのがあります。

 

木造アパートは10〜15年に一度は大規模修繕(外壁、屋根の塗装など)をしなくてはいけないので、けっこうまとまったお金が必要です。もしかしたら200〜300万円かかるかもと言われました。これは大きな出費ですよね。せっかく今まで入ってきたインカムゲインが大幅に無くなってしまいます。大規模修繕は再投資という見方もありますが、でも大きいですよね。。

東京オリンピックに向けて不動産価格が上がっているいま状況だからこそ、この際売り抜けてしまおうという考えです。

 

 最後に、別の投資先を見つけたという事ですが、こちらはまたの機会に説明したいと思います。