ホリエモン＝不動産？！
昨日、ホリエモンがゲスト講師として出演する「株式会社シーラ主催 堀江貴文氏の特別セミナー」へ行ってきました。
生ホリエモンはメディアで見るのと同様にゆる〜い感じでした。イメージでは村上ファンドの村上世彰氏と同様に、不動産を所有しまくってるんだろなと思っていたけど、そうではなく、むしろ不動産にはまったく関わってこなかったみたいです。刑務所に入ってるときも莫大な不労所得があるイメージあったけど、、本当に不動産にはあまり詳しくなかったんだなと。
今回のセミナーで刺さったのは二点。
①不動産で大成功は考えちゃいけない。
本業プラスαの副収入として捉える事。利回り10〜20%程度じゃ成功と言えない。起業やベンチャー投資と比べると屁みたいな投資利回りだと。要は、預貯金の一定割合を比較的固い不動産へ振り分ける感覚。ポートフォリオを組んだ方が良いよと言ってるだけ。不動産で成功を収めた人は運が良いだけと。確かに、ガンガンオーバーローンで借りられた時代に買いまくった人は運が良いと言えるかも。
ちなみに、自身のブログで語ってるように、２ヶ月前にシーラさんから不動産を購入したようで、それがきっかけでこのセミナーにゲスト出演したみたいです。
②30年後とかを考えてもしょうがない。
5年後10年後も分からない時代に、老後の生活や環境がどうなってるか分からないでしょ。家族だって一緒に暮らしているかも分からない。自分だってどうなってるか分からないのに。日本人がせっせと蓄えている貯金も、国に貸してるだけで、運用してるとは言えないし、日本国の信用があるうちだけだと。そもそも貯金の走りは、戦争の為の軍事費を国民から徴収するために作られたもので、義務教育にてそれを国民の頭の中へ植え込んできた。貯金＝善とね。
円が暴落してしまうと（ハイパーインフレなどで）、お金の価値も無くなってしまう。
貯金に励むより、目の前のワクワクすることに資金を投入し、全力で注力しなさいと言ってるようだった。
あと、何故か新築より中古を推していた。理由は、新築物件は村上さんのような富裕層とガチンコ勝負になるから、と言っていた。でもそれは多分何億もするマンション一棟の新築の事を言ってたんだろう。例えば僕が持ってる新築アパート一棟の事ではないし、今日の主催会社シーラの新築区分マンションの事でもないと思う。そこは論点がズレていたように思う。
けっこう思い込みで話すので、感覚（僕のような一般庶民の感覚）がズレてると、話が噛み合ない時がある。
話はそれるが、最後の質疑応答でやられてた人がいた。質問の意味がわからんと。
質問はシンプルに聞きたいことだけを聞く事。タラタラ前置きが長く、回答者へ組み立てさせるような質問はダメな質問。あと法則（成功者の共通点）を求めるような質問もダメ。と言っていた。その質問は別に悪くないと思ったが、、好き嫌いハッキリしてる人だから、一度不快にさせた人は受け入れられないんだろう。
（そういう意味では、質問の仕方も勉強させてもらった）
まとめ
今回の生ホリエモンのセミナーを聞いていて思ったのが、財テクももちろん大事だが、あの人の価値観は事業にあるのだと。
世の中をテクノロジーで変えていきたいという思いが強い。とにかく時代の先を先を読んで、こうなったら良いな。とか、価値をクリエイトしていくことに夢中なんだと思う。
そんなホリエモンに不動産はあまり魅力を感じていない。ただ資産のポートフォリオを組むためのひとつの手法として考えている。
僕ら一般人からすると、スケールや価値観が大きく違うのだと思った。
主催会社のシーラさんからすると、不動産にネガティブなことも言われ、ヒヤヒヤものだったと思うが、やはりそこはホリエモン。どこまでも正直に、自然体に語る人だ。
