「投資」と「消費」について考えてみました
前のエントリの続きでもありますが、「投資」と「消費」について考えてみました。
同じお金を使うのに、意味のある「生き金」として使うのか、「死に金」として使うのかで大きく結果が変わってきます。これは個人でも会社でもあてはまりますが、まずは会社の「投資」と「消費」について考えました。
会社は事業をするためのものなのに、消費なんてあるの?と思われるかもしれませんが、よくよく見てみると大いにあります。
会社の投資と消費について
「投資」
・お客様を集めるための広告費
・良い人材を採用するための求人費
・見込み客にアプローチする販売促進費
・事業拡大するための新規増設費
・事業拡大するための買収費(M&A)
・社員に快適な労働環境を与える福利厚生費
・社員を労うための宴会(飲食費)
・顧客と仲良くなるための接待費
消費
・見栄を張るための社長専用高級車
・社員しか使わない必要以上に綺麗なオフィスおよび什器
・経営幹部だけで行くキャバクラ(何費?)
・本業に関係ない飲食店運営費
もっと細かい視点で見てみましょう
投資
・残業する社員に缶コーヒーや軽食を買ってあげる
・社員の誕生日にちょっとしたプレゼントをあげる
・お中元やお歳暮などの贈答品費
消費
・社内書類に使うカラー印刷
・重要でない出先に移動するための交通費
・社内報告書を作成するためだけに会社に戻る交通費
・ハイオクガソリンを入れる社用車
細かいことですが、会社も資源に限りがあります。この投資と消費の区別を知り、しかるべきところにだけお金を投じる必要があります。
個人でこれを考えるといろいろなものが出てきますが、区別には個人差が出てくるでしょう。たとえば僕が個人的に区別している投資と消費(浪費)は以下の通りです。
投資
・書籍代
・セミナー代
・株式(投資信託)
・旅行代
・会いたい人との交際費
・テンションが上がる洋服
消費
・見栄を張るためのブランド品
・付き合いで行く交際費
・必要以上の食料品(結局期限が切れてしまう)
・車(月に3〜4回しか乗らず、手放そうか検討中)
・タバコ(これがなかなかやめられなくて。。)
・お酒(これは僕のガソリンみたいなもので。。)
・ただ楽をしたいだけのタクシー代(歩けるのに!)
お金の使い方はその人の人格が出るといいますが、なるべく消費や浪費を抑え、「投資」に回したいものです。もっと言えば「時間」も投資と消費に区別できます。これはまた別の機会に考えていきたいと思います。