自分がコントロール出来る事だけにフォーカスした方が良い
世の中には自分がコントロール出来ない事が無数にあります。経済状況や他人の性格、社長や親。自分にない技術や資産、当たるはずもない宝くじ。そういうものにフォーカスしたって時間のムダだしストレスが溜まるもとです。
自分がコントロール出来るものや、やれることにフォーカスするべきです。自分の今持っているリソースやスキル、性格など。自分のやり方次第で変われるもの、変えられるもの。そこだけに注力した方が良いです。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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この本の中では、関心はあるが自分でコントロール出来ないものを「関心の輪」、自分でコントロール出来るものを「影響の輪」として示しています。
サラリーマンは特にこの関心の輪に当てはまる事ばかりではないでしょうか。会社の業績、人事、業界の経済状況や日本の少子高齢化の問題、家庭では嫁さんの機嫌や親の健康のこと。実に様々な関心ごとがありますが、結局自分がどうこうあがいても変わることのないものには一切諦めてしまって、すべてを受け入れる覚悟をした方が精神衛生上にも健全にいられるのではないでしょうか。
そして、例えば何かの壁にぶち当たった時や、とっても不幸な事が自分の身に降りかかった場合でも、「これは神様が与えてくれた試練だ」「いまがどん底だからこれから上がる事しかないぞ」と、健全に開き直れば、きっと先に光が見出せるのだと思います。(なかなか難しいことかもしれませんが。。)
そしてやっぱり、関心の輪にばかり気を取られ、自分のやりたい事がやれないで終わる人生が一番後悔してしまう事だと思います。よく言われる事ですが、人生おいての一番の後悔は、「やりたいことがあるのにそれをやらなかったこと!!」